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生命保険は不要!?『「保険のプロ」が生命保険に入らない理由』を読んでみた

2017年10月5日

生命保険とか医療保険って結構高いよね!

子供が生まれたのを機にちょっと生命・医療保険を手厚くしたのですが、年間でバカにならない費用をかけているんじゃないかと思い悶々としていました。そんなタイミングで本屋さんにて見かけた本がこちら。

最近電子書籍でしか本を読んでいなかったことで紙媒体への欲求があったため思わず買ってしまいました(ーー;

まぁせっかく読んだことですし、なかなかいい本だったのでお勧めポイントと簡単な内容紹介をしますね。

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お勧め度は ☆★★★★ !保険の仕組みや考え方が何となくわかる

保険料高いなと思う人は必読なんじゃない?

この本を読むと以下のようなことがおおよそ分かります。

  • 保険会社がなぜ儲かるか
  • 保険に対する基本的な考え方
  • 日本における公的な保険制度の充実さ

その上で自分にとって保険が必要か?必要ならどんな保険に入るべきかということについて考えることができます。「毎月かかる保険料がなんか高い気がするんだよな~」と少しでも思っている人は、1回くらい読んでも損はないはずです。

「保険不要!!!」ということではない

タイトルと冒頭部分だけを表面的に読むと「保険は全く入る必要がありません」という内容に思えますが、そうではありません。あくまで著者が自分自身について様々な検討をした結果、保険に入る必要がなかった、というだけです。

民間の保険は、将来発生しそうなリスク…ガンや事故やその他病気などに対して、金銭的な保障を用意するために加入するものです。

そういうリスクが一般的にどのくらいの確率で発生しているかを知り、それをあきらめるか、なんとかしたほうがいいのかをよく考え、なんとかするなら最低限のコストでやるべきだ、ということが著者の主張でしょう。

そして対策方法は人によって色々あり、保険はその一つに過ぎないよ?という話です。保険が万一のケースに対応するものであることを否定しているわけではないのです。ただそこに費用をかけすぎていませんか?という提言をしているんですね。

まぁ著者の主張に共感してもしなくても、保険全般に対する考え方や自分の保険について考え直すいい機会を与えてくれるので、保険料に不満を感じている人にはいい本だと思います(^^b

ちょっと気になるところ

いいことが書いてあるなと思う一方、表現内容にはちょっと個人的に気になるところがあります。重箱の隅をつつくようなものですが、いいところばっかり書いているのも何なのでこちらも書いておきます。

「常識で」という言葉がよく出てきますが、「常識」は時代・時間・場所・人によって全く異なるものなので、何かを伝える文章には使用し無い方がいいんじゃないかと思います。「常識で」と書かれた文章が読み手に取って常識でない場合、著者との距離が一気に離れる感じがします。
まぁ対話形式なので仕方がない部分もありますけどね。

次に、保険金が支払われる確率を宝くじで表現するのはズレていると思います。本の中でも書いてありますが、保険は「儲ける」という視点で考えるべきではなく、リスクが顕在化したときに生じる損失を「補償する」という視点で考えるべきです。そのため、たとえ発生確率の低いリスクでも発生したときの損失を考えたら、保険という手段も十分考慮に値するのではないでしょうか。

また、リスクを確率で考えることは悪くはありませんが、1%が少ないかどうかは一概に言えません。「100人に1人」なら少なく感じますが、「3万5千人」なら多く感じます。
※3万5千人は総務省が発表している平成29年9月1日時点における30~34歳女性の人口350万人の1%です。

「発生確率1%は100人に1人だから少ないでしょ?」というのは、読者に誤解を与えるためやめた方がいいんじゃないかなと感じました。

こんなところですかね。

内容紹介(詳細は本を読んでね♡)

どんな内容が書かれているかを簡単に紹介します。そんなに分厚い本ではないので、興味があれば読んで見た方が早いですよ〜(^^)

大体のストーリー

著者の後田さんとライターの中村さんが登場し、中村さんが元保険営業員の後田さんに保険の相談をするという形で話が進んでいきます。

最初は「大人は保険に入らないといけない」と思い込んでいた中村さんが、後田さんとの対話で保険に対する知識を取り入れ認識を改めていき、最終的に中村さんは「焦って保険に入らず、まず貯蓄することにする!」として終了します。

保険料と確率と儲けの話

最初に保険料がどういう風に決められているかの話をしており、保険は決してお得な金融商品じゃないんだよ~、と言っています。

そもそも保険料は

  • 保険金額
  • 支払い条件が発生する確率
  • 保険会社の運営費
  • 予定運用利率

から決まっており、どんな保険でも儲けが出るようになっています。

つまり巷によくある保険というのは、そのほとんどが数%以下の全体的に低い発生確率だということです。それを考慮して、保険への加入を考えるべきだとしています(実際は、「入らないでしょ?」と言っています)。

また運営費は、ネット運営しているライフネット生命でさえ保険料の30%前後となっており、銀行やATMと比較すると非常に高い手数料を払っているものだと述べています。

公的保険制度の話

日本は国民皆保険制となっており、誰でも健康保険(国民健康保険、協会けんぽ、会社の健康保険組合など)に加入することになるため、追加で新たな保険に入る必要性は低くなるはずだということです。

例えば、通常医療は3割負担で済みますし、その医療費が高額になる場合は高額療養費制度があります。

更に会社勤めなら、怪我や病気による長期休職には傷病手当金がありますし、会社の健康保険組合で付加給付金がある場合も多いです。実際、僕が自分の会社を調べてみると高額療養費の自己負担額が2万円程度になるような付加給付がありました。

その他、障害状態になれば障害年金が出ますし、自分が死んだときは家族に遺族年金が支給されます。

よくありそうなリスクに対しては、かなりの範囲でカバーされるようになっているんですよね。

保険でお金を増やす話

主に個人年金や終身保険について述べています。

長期間お金が拘束されるデメリットを考えたら、保険でお金を増やそうとするのはお勧めできないそうです。よく終身保険で「15~20年後に110%になる」ということでお得!という話がありますが、将来のお金は現在価値で考える場合低く見積もることになるので、別にお得ではなく長期拘束のデメリットだけになります。

また個人年金も同様に大して増えないのに長期的にお金が拘束されるのは大きなデメリットだと述べており、税金の保険控除を考えても入るべきではないとしています。

ちなみに確定拠出年金の紹介もしており、税金節約を考えるならこちらを検討したほうがいいでしょう。

著者お勧めの保険

著者は民間保険に一切入っていないようですが、もし入るならということでお勧め保険が記載されています。

低コストで保障が欲しい時など結構参考になります。

まとめ

たまたま本屋さんで出会った保険に関する本を紹介しました。

保険って自分や家族を守ってくれるものというイメージがあるので、なかなか不要と断ずることができないんですよね(^^;

この本を読めばそれなりに保険の知識や考え方が身につくと思いますので、これを機に保険を見直してみるのもいいじゃないでしょうか?
(僕もですけどね笑)

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